おすすめの旅 ギリシャ

オリンピア(1泊) おすすめ観光 オリンピック発祥の地 

実際の旅(5月下旬)では、前日にメテオラからペロポネソス半島入りし、パトラで一泊。パトラを朝一のバスで出発し、途中、ピルゴスを経由して、オリンピアに昼前(11時ごろ)到着。

1日目:午後から、遺跡と博物館を見学
2日目:朝一のバスでオリンピア出立、ナフプリオンへ

参考になれば幸いです。

オリンピア遺跡見学(Ancient Olympia)

朝一の見学が清々しそうな、緑が美しい広大な遺跡です。スタジアム跡がとても気持ちの良い空間でした。

◆チケットは、遺跡と考古学博物館共通のもの(旅行当時12ユーロ)を購入しました。

オリンピア遺跡について

ゼウス神殿やスタジアム(競技場)の遺跡のほか、競技の練習場や浴場跡、宿泊施設、そして、世界の7不思議の一つである巨大なゼウス像を作った彫刻家:フィディアスの仕事場も敷地内にあります。また、後の、ローマ時代に増設されたネロ皇帝の家もあり、興味深いです。

下写真:スタジアム跡です。

オリンピア遺跡 スタジアム

 

現地で入手したパンフレットに、簡単な説明がありましたので、引用させて頂きます。

12 世紀にわたり、古代ギリシャで最も重要な、宗教と運動の中心地であったオリンピアの聖域は、オリンピック競技大会の会場でもありました。 勝利者はオリーブの枝の冠、「コティノス」を授与されました。金と象牙で装飾されたゼウス神の像 (フィディアスの作品) があったゼウス神殿、ヘラ神殿、スタジアム、体育館、パライストラ(競技の練習場)、ペロピオン(オリンピック競技の創始者とされるペロプスに関わりある建物)、選手たちが競技前に宣誓をしたゼウス・ホルキオス/Zeus Horkios (誓いの守護者ゼウス)の祭壇のあるブレウテリオン(評議会場)…などがあります。

パンフレットより 一部引用し和訳

 

見学の注意点

1. 夏の暑い時期(5月中旬から6月も含みます)に訪問する場合、日中の最も気温が高くなる時間帯は、遺跡ではなく、考古学博物館を見学されることをお勧めいたします(もしくは、町のレストランなどで休憩タイムを設けるなど)。ギリシャの夏の太陽は本当に強烈です。できれば遺跡見学は、午前中か、夕方ごろされると、身体的に楽なのでは…と思います。(ギリシャの夏の夕方は、日本より明るく、日が沈むのが遅いです)

2. 必ず、水を携帯して(暑い時期は)定期的に休憩しながら見学しましょう。

3. 必ず、オープン/クローズ時間を確認しましょう。曜日によって違います。

実際の旅で(5月下旬)

遺跡が広大で、歩いても歩いても、建造物がはてしなく次々と現れてくるような感覚になります。緑が多く、木陰はたくさんありますが、一番、気温が高い時間帯に見学をしてしまい、風もなく、厳しい暑さとなりました。少し体調がくずれてしまい、休み休み見学をしましたが、最後は、かなりヘロヘロになって遺跡を後にしました。

「女ひとり旅日記 オリンピア遺跡の見学」はこちらです。

 

オリンピア考古学博物館(Archaeological Museum)

遺跡より、約200メートルほど歩いたところにあります。ゼウス神殿の破風を飾った彫刻の生々しい迫力は驚きです。

オリンピア考古学博物館 ゼウス神殿の破風彫刻像

 

考古学博物館について

現地のパンフレットより引用させて頂きます。

ギリシャ最大の聖域の歴史が、オリンピア博物館で再び蘇ります。 博物館には、巡礼者による何千もの多くの奉納品と、ゼウス神殿の彫刻装飾が展示されています。 彫刻家プラクシテレスのエルメス神像と、彫刻家パイオニオスの勝利の女神ニケ像は、その美しさで訪問者を魅了します。 マラソン(マラトン)の戦いの後に、聖域に捧げられたアテネの将軍ミルティアデスの兜や、「私はフィディアスのもの」という文字が刻まれた彫刻家フィディアス愛用のコップなどの、世界的に有名な人物の身の回りの品々は、博物館を訪れる人々に深い感動をもたらすことでしょう。

パンフレットより 一部引用し和訳

 

館内見学の注意

1. 展示物の写真撮影は、かならず事前にルールを確認しましょう。(旅行当時:フラッシュは禁止、撮影はOKでした)

2. 必ず、水を携帯しましょう。(見学当時、博物館の売店が閉まっていたため、水は買えませんでした。職員さんによると、自動販売機もないとのこと。また、入口付近の水道の蛇口は、山から引いた水で、2~3分水を出しっぱなしにしてから飲むと良い、と言われましたが、結局、町に戻って水を買いました。売店の営業日、営業時間は不明です)

3. 必ず、オープン/クローズ時間を確認しましょう。曜日によって違います。

「女ひとり旅日記 オリンピア考古学博物館の見学」はこちらです。

プラクシテルス・コンディリ通り

各国の旗が色とりどりに飾られた、目抜き通りのプラクシテルス・コンディリ通り周辺に宿をとりましょう。

レストラン、食料品店、おみやげ屋さんがこの周辺にギュッと固まっていますので、何かと便利です。

この通りをまっすぐ南へ向かった先に、遺跡と考古学博物館があります。大変わかりやすく、歩いて行けますので、嬉しい限りです。(考古学博物館への近道もあるようです。現地インフォメーションやホテルなどでご確認ください)

オリンピア 目抜き通り:プラクシテルス・コンディリ

 

「女ひとり旅日記 プラクシテルス・コンディリ通り」についての記述はこちらこちらです。

オリンピアまでのアクセス(公共バス)

オリンピアまでのバス情報をこちら(ピルゴス経由オリンピア)で紹介していましたが、現在、バス会社(KTEL Ileias)のHPに接続できない可能性があります(セキュリティの問題)。

最新のガイドブックで確認するか、予約したホテルに問い合わせてみるのも手かもしれません。

※バスの便は、土日祝は減る傾向にありますのでご注意ください。(冬期も減ります)

 

 

おすすめ記事