ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 ロードス島 リンドスへ出発! ギリシャの旅27

ホテルの朝

ロードス島一日目の朝、晴れ

朝8時すぎに食堂へ向かった。昨夜、お世話になった主人はおらず、若いお姉さんが受付をしてくれた。部屋番号を申告し、食堂へ通される。

規模は小さいながらも、好きなものを皿に盛れるよう、きちんと食材別に朝食が用意されている。

毎朝、ギリシャヨーグルトを欠かさず食べているが、今朝はクルミとハチミツが付いているのが嬉しい。そして、最後にコーヒーを頂き、リラックスすることができた。(ヨーグルトとコーヒーは写真に映っていませんが、この後に頂きました!)

ロードス島 ホテルエルメス

 

他のテーブルは、ヨーロッパ人、もしくはアメリカ人たちで埋まっている。しばし、彼らを観察し、この時間をゆっくり過ごした。

期待のリンドス

リンドスはロードス島観光の目玉の一つだ。

BS「極上のクルーズ紀行」のスペシャル企画で、高橋克典氏がリンドスに向かい、ロバの背に揺られていたのを思い出す。強烈な青い海の透明度が素晴らしかった。

事実、どのネット口コミを見ても、リンドスは評価が高いし、何よりサントリーニ宿泊ホテルのIさんがリンドス観光を強く薦めてくれたこともあり、期待度は高まる一方である。

公共バスでリンドスへ

ホテルからバス・ステーションまでは、迷わなければ早足3~4分で行ける。これは、かなり便利だった。

バスに乗ってしまえば、終点までは何もすることがない。左の窓側の席に滑り込む。

ロードス島 リンドス行き バスの車内

 

しばらくすると、バスは海岸沿いの道に出て、車窓から景色を楽しむことができる。

ロードス島 リンドス行き バスの車窓から

 

そして、前方に天然の要塞とも言うべき、形の整った岩の小山が見えてくる。小山のすそ野には、白い家々がはりついている。距離があるため、車窓からは小さく見えるのだが、その姿は明らかに周りとは違う異彩を放っている。

もしかして・・・?

間髪入れず、わたしはその姿をカメラに収めた。そう、これがリンドスの遠景の姿なのだ。

ロードス島 リンドス行き バスの車窓から

 

それから、ほどなくして、バスは広いターミナルに到着。終点である。バスを降りると乗客は皆、いっせいに目の前の坂道を下りリンドスの町へ向かう。わたしは、念のため、バス・ターミナルで帰りの時刻表をチェックしてから、遅れまいとみんなの背中を追う。

リンドスの町、アクロポリスへ

坂道を下ったところが町の入り口である。おしゃれなレストランがある。リンドスの白い町はミコノス島のミコノスタウンに似ていた。狭い路地が入り組み、まるで迷路だ。頂上にあるアクロポリスへ向かおうとしたが、道はわからない。

観光案内所(i)を見つけたが、閉まっていた。地元の人に尋ねてみると、「今はまだクローズしているのだ」とのこと。期間限定なのだろうか? リンドスに関する資料や地図があれば・・・と思ったが、入手できず。

まあ、とりあえず成り行きに任せ、白い迷路の中を歩いてみることにした。可愛らしい町である。たくさんの写真を撮った。

ロードス島 リンドス

 

現在も人が住み続ける古代都市、リンドス。

発掘したらすごいことになりそう…

レストラン、バル、カフェ、みやげ屋・・・足の向くままの散策はとても楽しい。が・・・

アクロポリスに行くには・・・?

はたと立ち止まる私の様子を見て、道で休んでいた初老のおじさまが、「アクロポリスはこの道だよ」と階段の道を教えてくれた。

ロードス島 リンドス アクロポリスへ

 

お礼を言ってわたしは登り始めた。「登る」という表現がふさわしいだろう。けっこう急である。そして柵のない崖の小道が現れた。片側は岩壁でもう一方は切り立った崖である。

途中、幾人かの女性がお針子をしながら、岩の上に刺繍を施した布の作品を広げていたりする。

どんどん登り、海は眼下に遠く広がってくる。しばらく行くと、少し開けた場所に石の建造物が見え、人の気配がしてくる。

ロードス島 リンドス アクロポリス 入り口

 

アクロポリス入り口にたどり着いたのだ。

つづく

リンドス観光の詳細こちらです。

ちなみに、実際利用したバスの便は、バス・ステーション11:00発、リンドス18:00発です。

バス時刻表は最新情報を確認しましょう。時刻表はこちらです。

 

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