ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 ロードス島 リンドスの白い町散策 ギリシャ旅33

白い町ウォッチング

アクロポリスからの帰り道は迷わず楽勝である。余裕があったので、町の様子を写真に撮ってみた。

白い町だが、ミコノスタウンやサントリーニ島とは、また一味違う。扉や窓枠の色は茶系で落ち着いている。

ロードス島 リンドス

 

そして、小さな丸い石が敷き詰められているのをよく見かけた。公道の階段だったり、玄関前の装飾として白と黒の石を模様にして埋め込んでいたりする。

ロードス島 リンドス

 

ロードス島 リンドス

 

あっ、ギリシャのキティちゃん!!

ハロー! ヤーサス!

ロードス島 リンドス

 

思わずカメラを向ける。(アクロポリスに行く途中、撮った写真)

帰りは、いなくなっていた。

ガラーン・・・

ロードス島 リンドス

 

石の模様が美しい。

こちらはカフェ。

おいしいパンが食べられるんだろうな~!

ロードス島 リンドス

 

メニューは、スペシャルサラダ、サンドイッチ、ホウレンソウのパイ、クロワッサン、デニッシュ、ベルギーワッフル、自家製ケーキとパイ、アイスクリーム・・・などなど

感じの良いお店で、けっこうお客さんが入っていた。

実は、たった今、ブログ作成中に1つ疑問が浮かび上がってきた。一つ前の写真の石模様の花びらは8枚。そしてこちらのカフェの花びらは4枚・・・。

これは、何か意味があるのだろうか・・・?!

旅行当時は、まったく気がつかなかったので、いまだ謎である(笑)

こちらは、美しいストリート名の標識!! 6枚のタイルをつなぎ合わせている。「ΟΔΟΣ(オドス)」というのは「ストリート」のことである。

ロードス島 リンドス

 

グーグル翻訳によると、「ΑΚΡΟΠΟΛΕΩΣ」=「ACROPOLIS」だそうなので、「アクロポリス通り」ということになる。

他の都市の一般的な標識は、味気ないものなので、ここリンドスの心意気を感じる。

屋上レストラン

そうこうするうちに、町のにぎやかな通りにたどり着く。

ロードス島 リンドス

 

大きなレストランが目についた。珍しく、写真が貼りだされていてわかりやすい。見てみると、ワンプレートに少しずつ数種のギリシャ料理が盛られているメニューがあった。

名前もスバリ・・・

「ギリシャ・スペシャル」!!

そのまんまだ(笑) わかりやすくていい!!

女ひとり旅にとって、嬉しいサイズの一皿だった。

雰囲気も良かったので、ランチはこの店に決定! 二階のテラス席へ案内される。

ワーオ! 明るくて、気持ちがいい!

ロードス島 リンドス

 

つる植物の緑の葉がちょうど良い感じに垂れ下がっている。

席からは、今、降りてきたアクロポリスや、教会、周りの家々の屋根が見えた。

ロードス島 リンドス

 

どの人も満足して楽しそうに笑っている。

わたしもその中の一人だ。ひとり旅だけれども、このすばらしい雰囲気の中、自然と微笑まずにはいられなかった。

リンドス、ブラボー!!

ギリシャ・スペシャル(笑)

ロードス島 リンドス

 

ごちそうさま!!

ビーチへ行く前に

ゆっくりランチを楽しんだ後は、気になって仕方なかったビーチへ向かうことにした。が・・・

道がわからない!!

アクロポリスからよく見えたので、「だいたいの方角はわかる!」と、どんどん思い込みで道を進んでしまうのは、あまりいい予感がしない。

ミコノスタウンやサントリーニでそうした結果、見事迷子になっているので、道が入り組んだ島においては、歩きまわる前に、あらかじめ地元住民に道を尋ねておくのが得策である。時間のロスもない。

さてさて・・・

わたしは歩きながら、誰に道を尋ねようかと、目をキョロキョロさせた。そして、ちょうど店先に立っていたお兄さんに声をかけることができた。すると・・・

お兄さん: で? どのビーチ? どこのビーチに行きたいの?

わたし : え・・・?!

(えぇっ! ビーチの名前?! 知らない!! わからなーい!!)

ガーーーン!

そういえば…アクロポリスから見えたビーチは一つではなかった。

あー、その一つ一つにビーチの名前が付いているのかぁ・・・

ビーチの名前までは調べていなかった。

すると、わたしのそんな様子を見てお兄さんは・・・

チッ、しょうがないなぁ・・・

と言うように、顔を傾けると、やにわにビーチへの道を説明し出した。

いくつかある小道の一つを指さし、そこを下っていけと言う。その方角は、わたしの目指すビーチに間違いなさそうだった。

エフハリスト!(ありがとう!)

進むべき道が明確に目の前に示され、周りの景色がパッと明るくなったように感じた。はやる気持ちを胸に、わたしは裏通りの静かな小道へと足を踏み出した。

つづく

 

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