ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 ロードス島 リンドスのビーチ ギリシャの旅34

ビーチへの小道:ニャンコ通り

お兄さんに教えてもらった小道を下る。

人気のない、静かな道だ。

もう、シエスタなのかな?

ロードス島 リンドス

 

周りに観光客はいなくなり、素のリンドスの町並みが現れる。

そして・・・

うわー! ニャンコ、オンパレード!

ロードス島 リンドス

 

みんな、思い思いのかっこうしてるなぁ

さらに・・・

わっ! またニャンコ!

ロードス島 リンドス

 

階段の上の緑が涼しげだ。

人通りのない、静かな日影の路地は、ニャンコのたまり場だった。

ロードス島 リンドス

 

すてきなお庭

道は進むほど、狭くなってくる。そして、家々のすぐきわを通り抜けていたりする。

偶然見かけた、小さくてかわいい庭。壺と玉砂利がアクセントになっている。緑の向こうには海が広がる。

こんな庭で過ごせたら、いいな~!

ロードス島 リンドス

 

ビーチへの小道:こんな動物もいた

しばらく歩くと、だんだん草が増えてくる。何やら、白い物が動いていると思ったら・・・

ヤギだーっ!

ロードス島 リンドス

 

柵の有無はわからない。思いがけない出会いに驚いたが、写真を撮り、刺激しないよう、静かにその場を離れた。

さらに、小道を進むと、少し開けた場所にロバが一頭。木に繋がれている。

今度はロバかーい!(笑)

ロードス島 リンドス

 

静かに大人しく草を食んでいる姿を見ているうちに、一頭だけで寂しくないのかな、と思うも・・・

あー、非番の子なんだ!

と思った。この町には、アクロポリスまでロバタクシーがある。きっと、今日は、この子の休日なのだ。

ゆっくり休んでね~

ビーチ到着!!

さらに小道を進むと、草がぼうぼうになり、藪(やぶ)となった。

このまま進んでいいのかな?

ここまで来て、初めて不安になった。周りは草以外何もない。

どこかで道を間違えてしまったのだろうか・・・?

かと言って、周りには、道を尋ねる人の姿もない。しかし、正直、自分が道を間違えた、とも思えなかった。

しばらく小道を進むと、前から女性が一人、歩いてくるのが見える。

ラッキー!!

すかさず、彼女に道を確認すると、この道で合っているとのことだった。

よかったぁ!

そして、無事、ビーチに着いた!

わーい!

(冒頭写真)

穏やかな浜辺

海の水は、町からさほど離れていないが、透き通っている!

白いパラソルが並び、チェアーやマットレスはもちろん、レストランなどもあり、にぎわっている。

ロードス島 リンドス

 

砂は細かく、なめらかなアイボリー・カラー。浅くて波はほとんどないので、小さな子供でも安心して遊ばすことができる。

ロードス島 リンドス

 

ちなみに、アクロポリスの崖から見下ろしたビーチはこんな具合。(実際、散策したのは、アクロポリス寄りだったので、この写真ではちょうど死角になっている)

ロードス島 リンドス

 

浜からアクロポリスを見上げると、こんな具合。

ロードス島 リンドス(ズーム)

 

光の網がゆ~らゆら・・・

ロードス島 リンドス

 

砂上に模様をつくる。そして、少しずつ、少しずつ、水は青く染まっていく。

不思議だな~

ロードス島 リンドス

 

透明な海の水に、何度も感心する。

わたしは、砂浜の奥の方に岩場を発見し、そこに靴や荷物を置いて、裸足になった。

透明な海水を通して、自分の足を見る。

足の裏のやわらかい砂・・・。

あー、忘れてた、この感触!!(笑)

リンドスに宿をとっていれば、部屋から水着を着てきて、そのまま「ザブン!」と、楽しめることだろう。

岩に腰掛け、足を乾かす。

いつのまにか、岩場の周りに人々が増え、荷物を置き、その場で水着に着替えている。すぐそばの砂浜では、寝転がり、肌を焼いている人々もいる。

目の前で、若いお父さん、お母さんに見守られ、2才くらいの子が波打ち際で遊んでいる。

初めての海かな?(笑)

本当に波がない。波紋が水面に広がる程度。

こんな静かな、波音のないビーチもあるのだ。

さてと・・・、充分、休んだな。

どこかで、冷たいものを飲みたいなぁ・・・。

帰路:ロードスタウンへ

再び、草地の真ん中を通る小道へ足を踏み出した。もう、迷うことはない。リンドスの町中へ戻るのは簡単だった。

ロードス島 リンドス

 

町中で、わざと、まだ通っていない道を歩いてみると、なんと、ロバタクシーのステーションに出くわした。

わー、たくさんのロバがいる!!

ロードス島 リンドス

 

サントリーニでは、一度もロバを見かけず、見逃していたので、良い記念となった。

町中の風景を数枚カメラに収める。家々の玉砂利の装飾が気になった。

ロードス島 リンドス

 

ロードス島 リンドス

 

ロードス島 リンドス

 

そして、ついにリンドスの町を出た。

バスターミナルに向かう途中の坂道の、小さな店を目指す。そこで何か冷たいものが売っていたはずだった。

ビンゴー!!

オレンジのスムージーをゲット。脇にあるベンチに座って頂く。

冷たくて美味し~い!! 生き返る~!!(笑)

ゆっくり休んだあと、バスターミナルへ向かう。18時ジャストの出発で、まだ時間に余裕はあったが、もう待っている人は、たくさんいた。

それにしても、このリンドスという町は、一見、普通の小さな町に見えるが、紀元前8世紀ごろから続いているというから、驚きである。・・・ということは、この町の下に、古代都市の遺跡が眠っているということなのだろう・・・。

本当に、素晴らしいところだった・・・

帰りのバスは、心地よい疲れで夢の中。ロードスタウンに着くと、ホテルを素通りし、5分ほど歩いた先のスーパーマーケットで、小さい焼かれたトーストパンと、ハム、チーズ、オリーブの実、水などを買い、その日の夕食は簡単に済ませた。

さあ、明日は、市内見物だ!!

早めに床につく。すると、あっという間に、朝になった(笑)

つづく

 

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