ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 サントリーニ 新先史期博物館など ギリシャ旅16

透きとおる光、フィラの朝

とうとう、サントリーニ、最後の日となった。今日も快晴

わたしは、まだ、真っ青な大空の下で、フィラの町を眺めていないことに気づき、8時ごろ朝のフィラを見に行った。

サントリーニ島 フィラ

 

まだ、町は眠っている。イルカがかわいい。

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

なんという、澄み切った青!!  朝の、透明感あふれる海の色に、ハッと息をのむ。

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラより、イアをのぞむ

 

崖沿いの道。朝は日陰ができる。

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

新先史期博物館

朝の散策を楽しんだ後、早速、新先史期博物館に向かう。わたしのサントリーニの旅、最後の目玉だ。

印象に残ったものを写真に撮ってみた。

 

大理石の小像 紀元前2700-2400

新先史期博物館

 

大理石の小像 紀元前2800-2700

新先史期博物館

 

美しい形の壺や水差し。光沢がある。

新先史期博物館

 

ブロンズ製の小道具、釣り針、魚取り用網の重し    紀元前17世紀初頭

新先史期博物館

 

彫刻が施された木製テーブルの石膏鋳物(いもの)      紀元前17世紀

新先史期博物館

 

ポータブル・オーブン  紀元前17世紀

新先史期博物館

 

動物の頭があしらわれたfiredogs(薪のせ台?) 紀元前17世紀

新先史期博物館

 

鍋や壺

新先史期博物館

 

天秤

新先史期博物館

 

トング

新先史期博物館

 

粘土印 紀元前17世紀

新先史期博物館

 

壁画の断片  紀元前17世紀

新先史期博物館

 

パピルスの壁画

新先史期博物館

 

新先史期博物館

 

大きな甕(かめ)  左奥の椅子と比べると大きさがわかる。左奥はイルカが描かれている。手前は白いユリの花が描かれ、クレタ島との交流が思い浮かぶ。

新先史期博物館

 

イルカやツバメが描かれた壺など

新先史期博物館

 

壁画  青いサル!! 色彩感覚にも驚くが、躍動感もすごい。

新先史期博物館

 

ヤギの黄金小像 紀元前17世紀   1999年12月12日に発見。ヤギの角が大量に積まれた山の横にある粘土箱(larnax、棺、遺灰が入った箱)内の木製の箱から見つかる。

新先史期博物館

 

写真では暗くわかりずらいが、すばらしい展示品の数々である。サントリーニのフィラに来たならば、ぜひ見学をして頂きたい。

見学が終わって、ホッと一息。ツバメたちに見送られて博物館を出る。足元に注目!!(床の模様です)

新先史期博物館

 

博物館を一歩出ると、外の明るさにクラっとする。何千年前もの世界から、一気に戻ってきたせいもあるかもしれない。

それにしても、古代のサントリーニ人が、ツバメをこんなにも愛していたのは意外であった。たくさんの壺にツバメが描かれている。壁画にも描かれているのだ。

春を告げる鳥として愛されていたのだろうか・・・親しみが湧いてくる。

それにしても、今回、サントリーニ滞在中にツバメを見た記憶はない。季節的な理由なのか、場所的な理由なのかわからない。郊外の自然豊かな場所ならば、生息しているのだろうか。

おまけ:見たことのない植物

めずらしい(?)植物を見つけたので写真に撮ってみた。

1.ドーナッツ状の実?がなっている。新先史期博物館周辺。

サントリーニ島 フィラ

 

2. ピンク色のトゲだらけの実がなっている。新先史期博物館周辺。

サントリーニ島 フィラ

 

ちなみに・・・

お昼は新先史期博物館周辺(内陸側)で、簡単に済ませた。ピーマンの中にご飯が入っている。味は・・・まあまあ。

サントリーニ島 フィラ

 

つづく

新先史期博物館の詳細はこちらです。

 

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