ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 サントリーニ フィラのサンセット ギリシャ旅15

ひとやすみ

イア観光後、いったんフィラに戻り、ホテルで休憩をとる。

静かだな・・・

すっかりリラックスしたわたしは、そういえば、お腹すいたな、と、紅茶を入れ、トマトディップ・ラスクを数枚食べてシエスタをとった。

客人はみな、出かけているのだろう。カーテンのすき間から射す陽の光がやわらかい。

眺望を求めて

1、2時間ほど休んだあと、すっかりリフレッシュしたわたしは、フィラ散策へとくり出した。まだ夕方には若干早かったが、太陽の威力は確実に弱まっている。フィラの町の白さが目にやさしい。

サントリーニ島 フィラ

 

にぎやな通りを抜け、人々の群れを抜ける。昼間は太陽を避けていた人々も、この時間帯になると通りに出てくる。夕陽を、絶好のロケーションで見ようと、移動が始まるのだろう。

わたしの足は、自然とフィラの町をぬけ、フィロステファニ方面へと向かっていた。途中、鳩のオブジェを通り過ぎる。2回目だ。

サントリーニ島 フィラ

 

この日は本当に無風だったので、問題なく、崖の道から夕日が見れるだろうと思った。このまま歩いて行って、おじさんが経営する小さなカフェまで行ってみようか、とも思ったが、ほどなくして、良いロケーションが見つかった。ふり返ると、フィラの町が小さく見える。

サントリーニ島 フィラ

 

陽が沈み始めた。

サントリーニ島 フィラ 日没

 

ここまで来れば、観客は数えるほどしかいない。わたしの右隣りに、三脚で写真撮影をする男性(日本人だったかもしれない)、左に、男子バックパッカーたち。手前のインド人風の彼は、携帯で美しいBGMを提供してくれた。

サントリーニ島 フィラ

 

フィラのサンセット

日没までずっと太陽を見守った。

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

島影に沈んでいく太陽(ズーム)

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

圧巻・・・!!

陽が沈んだあとも、しばらく動けなかった・・・。

街のあかり

フィラの中心地に戻ると、街に明かりがともっていた。サンセットクルーズの船たちも戻ってくる。

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

写真中央はネアカメニ島。夜になると、なぜか、シャネル似のロゴマークがライトアップされる。気になったが、現地の人々に尋ねるのを忘れてしまい、いまだ謎である。

サントリーニ島 フィラ

 

サントリーニ島 フィラ

 

フィラの繁華街でちょっと迷子になりかかった。人が5人ほど並んで歩けるくらいの細い小道の両側に、びっしりとお店がひしめき合っている。道をいくつも曲がっていくうちに、方向がわからなくなった。内陸に入り込んだエリアなので、カジュアルで気軽に入れそうな雰囲気のレストランがある。

サントリーニ、最後の夜だし、外食でもしようか、とも思ったが、結局、お腹はたいして空かず、しばらく歩き回ってからホテルに帰った。

おまけ:飛行機チケットのチェックイン

実はこの日の夜、ホテルのスタッフ、Tさんとの約束があった。

 

前日に、ホテルのパソコンで飛行機のチケット(クレタ島→ロードス島)を予約し、その印刷をTさんにお願いしたところ、「チケットのチェックインも、別途、(48時間以内に)必要だよ」と教えてくれたのだ。

えっ?

チケットの予約サイトをよく見たつもりだったが、”チェックイン”については、把握できていなかった。Tさんの一言がなければ、わたしは飛行機に乗れなかったかもしれない。

ゾッ・・・!

・・・ということで、48時間を切ったこの日の夜、一緒にチェックインしましょう、とTさんは申し出てくれたのだった。

 

約束の時間にホールに行くと、Tさんはホッとしたようだった。Tさんは、オリンピア航空に電話をしたあと、ネットで手続きを完了させ、eチケットを印刷してくれた。全てをテキパキこなし、最後に空港での注意事項まで教えてくれた。

こうしてロードス島までの足は、Tさんのおかげで無事、確保できたのである。感謝!!

つづく

 

おすすめ記事