おすすめの旅 ギリシャ

クレタ島 イラクリオン(1泊) おすすめ観光 クノッソス宮殿ほか

クレタ島、イラクリオンに1日しかいられない場合のおすすめスポットを案内します。

実際の旅では、前日の夜、高速船でイラクリオン入りし、朝一でクノッソス宮殿跡→考古学博物館→レストラン「hippocampe」→ヴェネツィア時代の要塞→19時発のフライトでイラクリオンを出立しました。(5月中旬)

参考になれば幸いです。

 

クノッソス宮殿跡の見学(Knossos)

クノッソス宮殿と言えば、昔、英語の教科書に載っていたギリシャ神話・・・一度入ったら二度と出られない”迷宮”、そして、テセウスによるミノタウロス退治、アリアドネの糸玉・・・を思い出します。想像を掻き立てられる遺跡の一つです。

クノッソス宮殿跡について

ホテルで手渡された観光マップに簡単な説明がありましたので、引用させて頂きます。

 

イラクリオンの中心からわずか5 kmに位置するクノッソス宮殿は、見逃すことのできない観光名所です。 20000平方メートルの面積を持ち、壮大な宮殿の迷路に囲まれています。王宮は、雄牛の戦いや宗教的な儀式などの、宮殿の生活をテーマにした、カラフルなフレスコ画で飾られています。

イラクリオン観光マップより 一部引用し和訳

 

クノッソス宮殿跡に飾られたフレスコ画はレプリカです。本物は考古学博物館に展示されています。ぜひ、博物館にも足を運びましょう。

 

行き方

イラクリオンにはKTELバスの発着所が2か所ありますが、クノッソス行のバスは港に近い方の発着所になります。所要時間は30分ほどです。乗車しましたら、目的地で降ろしてもらえるよう、行き先を告げましょう。

注意点

1. 必ず水を携帯しましょう。5月中旬の朝一に見学しましたが、日差しは強いです。水分補給しながら見学しましょう。

2. 夏場は特に日差しに注意してください。絵(レプリカ)が展示してある場所などは屋根があります。休憩をはさんで見学しましょう。

入場

入り口にて入場料を払います。考古学博物館との共通チケットは€16でした。(旅行当時)

入場しますと広々とした場所が開け、どこから見ていいのか戸惑いますが、とにかく動いて見て行きましょう。

4000年近い月日が流れた宮殿跡の写真です。

クレタ島 クノッソス宮殿跡

 

クレタ島 クノッソス宮殿跡 酌人の壁画(レプリカ)

 

クレタ島 クノッソス宮殿跡

 

クレタ島 クノッソス宮殿跡 ユリの王子の壁画(レプリカ)

 

考古学博物館に、宮殿のミニチュア復元モデルがあります。宮殿跡を見終わりましたら、考古学博物館へ足を運びましょう!!

 

クノッソス宮殿跡、展示ボードの説明より部分抜粋し、引用/訳

中庭
中庭(広さ:約50 X 25 m)はすべてのミノアの宮殿に共通する建築要素です。 宮殿の建物(翼)は中庭で互いにつながっています。宮殿の外から直接中庭にアクセスすることもできました。 かつて中庭全体を覆っていた舗装の一部は北西と南西の角に保存されています。

一方、玉座の間の近くでは、雨水の排水システム跡の一部が認められています。

ここは神聖なもの、世俗的なもの、両方の性格の集会や儀式があったエリアだと考えられています。

 

大(屋内)階段
……2つの階層が中庭の階下に保存されており、…… その大部分はコンクリートで再建されています。……各階に2つづつ、合計4つの(階と階を結ぶ一続きの)階段があります。
下の階の2つの階段は、発見当初のままに保存されています。階段は広くて深く、上がりやすい緩やかな傾斜になっています。階段は自然光で照らされ、木の柱の列柱に囲まれていました。

クノッソス宮殿跡 大階段

 

メダリオン(円形浮き彫り)ピトイ(甕:かめ)の貯蔵庫
この貯蔵庫は、ここで発見されたピトイ(大きな貯蔵用の甕)から名前が付けられました。浮き彫りの円とロープの装飾が施されており、それは新宮殿時代(紀元前1700〜1450年)の始まりの特徴でもありました。 さまざまな発見から、宮殿は旧宮殿時代(紀元前1900〜1700年)にも貯蔵庫として使用されていたことがわかっています。……貯蔵庫は新宮殿時代(紀元前1700年〜1450年)の終わりに埋められました。

クノッソス宮殿跡

 


宮殿の近くにある水源から飲み水を引いた給水システムの一部です。
これは、一方の端がもう一方の端よりも狭まった、粘土管の形をとっていたため、互いにピッタリとはまり合うことができ、それによって水圧が高まって、水がより流れやすくなりました。

クノッソス宮殿跡 展示ボードより

 

教室、石細工人の工房
エヴァンスは、ここが、書記が粘土板に書取りすることを習っていた教室……と考えましたが、陶芸、もしくは壁画のための工房だった可能性が高いです。
教室の後ろには石細工人の工房があります。そこでは、未加工または半加工のlapis lacedaemoniae(スパルタン玄武岩)の塊と石器が発見されました。

 

女王の間
双斧の間の近くには、……豪華な装飾が施された小さな広間があります。
エヴァンスは、それが女王の間だと考えました。”イルカ”と”踊る女性”のフレスコ画の断片が見つかっています。 部屋はほぼ修復され、壁画のコピーが壁に貼られました。
部屋の端は、……低い仕切り壁で小さなスペースに区切られています。 そこで粘土焼の浴槽の欠片が見つかったため、女王の浴室だったと考えられています。

クノッソス宮殿跡 女王の間

 

西のポーチ、行列の回廊
西のポーチは、……中庭に面した屋根付きのエリアでした。 東の壁は跳躍する雄牛のフレスコ画で飾られており、 後ろに小さな警備室がありました。
ポーチは両開きのドアで閉鎖され、ここから行列の長い回廊が始まりました。 回廊の名前は、その東の壁を飾っていた、捧げ物を持っている人々と楽士の行列を描いた壁画から、そう名付けられました。

クノッソス宮殿跡 行列の回廊 展示ボードの図より

 

**エヴァンス   アーサー・エヴァンス、クノッソス宮殿の発掘者

クノッソス宮殿跡 アーサー・エヴァンス像

 

 

「女ひとり旅日記 クノッソス宮殿跡の見学」はこちらです。

 

考古学博物館(Archaeological Museum)

イラクリオン旧市街にあります。膨大な量の展示物があり、遠い昔の人々が生きていた証を目の前にすることができます。何千年も前の昔の道具の中には、今なお現代の我々が使い続けている馴染み深いものもあり、興味深いです。

考古学博物館について

博物館のパンフレットより引用させて頂きます。

 

イラクリオン考古学博物館は、20世紀の変わり目にクレタ島の古美術コレクションを収容するために設立されました。 1930年代に建築家p.karantinosの計画に従って再建され、モダニズム建築の画期的な例として称賛されました。 大規模な修復作業は2001年に始まり、2014年に完了しました。

展示は1階と2階の27室に配置され、新石器時代からローマ時代(紀元前6世紀-3世紀後期)までの出土品を展示しています。 イラクリオン考古学博物館は、先史時代のコレクションを含むミノア芸術の傑作で世界的に有名です。
博物館の庭には、聖フランシスコのベネチア修道院の建築遺構が保存されています。

イラクリオン考古学博物館パンフレットより 引用し和訳

 

展示品の見どころ

展示されている出土品はどれも貴重なものばかりですが、中でも見逃せない、主だったものを博物館のパンフレットに沿って挙げてみました。(❝ ❞内はパンフレットより、引用し和訳)

 

展示室IとIIには、新石器時代の生活とクレタ島の青銅器時代初期(6000-1900BC)の
代表的な展示物が納められています。

ここのセクションでは、埋葬品「マリアから出土した黄金の蜂のペンダント」が特に有名で「❝洗練されたミノア文明の特質を現している❞」と説明があります。

クレタ島 考古学博物館 黄金の蜂のペンダント

 

 

展示室IIIには、初期のクノッソス宮殿やフェストス、マリアにおける生活や経済、行政面を展示しています。(1900-1700BC)

ここのセクションでは「❝多彩な色使いのカマレス焼の粘土花瓶❞」が重要であり、中でも代表的なのが「❝フェストスのロイヤルディナーサービス❞である」と説明があります。

クレタ島 考古学博物館 カマレス焼

 

 

展示室IVおよびVは、海上貿易の発展とともに、新しい宮殿や別荘の建設を伴った宮殿の組織体系の統合が強調された展示になっています。(1700-1450BC)

ここのセクションでは、最も重要な展示物の1つとして「フェストス・ディスク」を挙げています。

クレタ島 考古学博物館 フェストス・ディスク

 

 

展示室VIは、日常生活、スポーツ、見せ物全般に特化した展示です。

ここのセクションでは、「❝クノッソス宮殿から出土した牛跳びのフレスコ画、マリアの剣、アギアトリアダの石のリュトンなど❞」を有名作品として挙げており、それらは「❝ミノア社会の特質を反映している❞」とあります。

クレタ島 考古学博物館 牛跳び

 

クレタ島 考古学博物館 牛跳び 部分

 

クレタ島 考古学博物館 牛跳び 部分

 

 

展示室VIIとVIIIは、ミノア文明の信仰にまつわる出土品の展示です。

ここのセクションでは、有名な小像として「❝クノッソス宮殿の寺院の貯蔵所から出土した・・・蛇の女神❞」を挙げています。

クレタ島 考古学博物館 蛇の女神

 

 

展示室IXでは、最終段階におけるクノッソス宮殿(1450-1300BC)と、紀元前1900年から1300年間の、地元の墓地やフェストスのkamilarisから出土した品々を展示しています。

ここのセクションでは、「❝宮殿の管理/運営と経済に関する情報をもたらした、ギリシャの線文字B入りの粘土焼テーブル❞」を展示しています。

 

展示室XIは、宮殿の組織体系が崩壊していく時代の集落や聖域、墓地からの出土品を収めています。

ここのセクションでは、特に興味深いものとして「❝kanniaやゴルティス、gaziから出土した、両腕を掲げた女神の大きな粘土像❞」を挙げています。

クレタ島 考古学博物館 両手を掲げた女神像

 

 

2階の大展示室XIIIには、ミノア文明のフレスコ画が展示されています。

ここでは、有名な作品として「❝ユリの王子、酌人、青の婦人たち、パリジェンヌ、イルカのフレスコ画❞」が挙げられています。

クレタ島 考古学博物館 パリジェンヌ

 

**写真の一部に、ガラスの反射が写っています。お見苦しい部分、ご容赦下さい**

その他の主な展示

  • 展示室X:”最終段階における宮殿からの出土品やクノッソス、archanes、フェストスからの埋葬品の展示”
  • 展示室XII:”死者と死後の生活を信心する世界の展示”
  • 展示室XV-XVII:”鉄器時代初期のクレタ人社会”
  • 展示室XVIII-XIX:”クレタ島の最も古い現存する碑文を通じてギリシャのアルファベットの作成に特化した展示”
  • 展示室XX:”古典期からローマ時代(紀元前5世紀-3世紀)までのクレタ島の都市国家とその聖域を展示”
  • 展示室XXI:”クレタ島の貨幣の進化”
  • 展示室XXII:”ヘレニズム時代とローマ時代の墓地出土品”
  • 展示室XXVIとXXVII:”彫刻コレクション”

 

館内見学の注意

1. 展示物の写真撮影は、かならず事前にルールを確認しましょう。(旅行当時:フラッシュは禁止、撮影はOKでした)

2. 見学の際は、失礼のない態度でのぞみましょう。

わたしの体験  失礼な態度で見学をしない

イラクリオン考古学博物館の「両腕を掲げた女神の大きな粘土像(写真上)」の前で、白人の若者2人が、粘土像と同じように両腕を掲げてポーズをとり、「イェーイ! ガハハハ!」と笑いながら、写真を取り合っていたところ、博物館員が飛んできて、やめるよう注意していました。

 

「女ひとり旅日記 イラクリオン考古学博物館の見学」はこちらです。

 

ヴェネツィア時代の要塞(”Koules” Sea Fortress)

イラクリオン旧市街のオールドポートを目の前に、左手前方に伸びる、海へ突き出た道の突端にあります。要塞に着くまでの道のりは、のんびり散歩するのに適しています。時間があれば、要塞の中を見学してみるのもよいでしょう。

クレタ島 イラクリオン ヴェネツィア時代の要塞

 

ヴェネツィア時代の要塞について

観光マップに簡単な説明がありましたので、引用させて頂きます。

 

人間の創意工夫によるこの見事な要塞は、1520年代にベネチア人によって建設されました。「ロカ・ア・マーレ」または「カステロ・ア・マーレ」と名付けられていましたが、トルコ支配下になると「クーレス」という名前がトルコ人によって付けられ、広まりました。 連なる岩々やサンゴ礁の北端に位置し、侵入者から街を守ってきました。 巨大な岩で造られた2階建ての要塞で、ぶ厚い壁により26の部屋に仕切られています。

イラクリオン観光マップより 引用し和訳

クレタ島 イラクリオン ヴェネツィア時代の要塞

 

 

「女ひとり旅日記 (ヴェネツィア時代の要塞への散歩)」はこちらです。(**要塞の中は見学していません**)

おすすめレストラン Hippocampe

ホテルで薦められたイラクリオン旧市街のレストランです。

お店の看板には「hippocampe」とありますが、グーグルマップでは「Ippokampos」と表記されています。

クレタ島 イラクリオン

 

写真にある通り、タツノオトシゴのマークが目印です。場所は、「リゴクラシ、リゴタラサ」という有名レストランのすぐ近くで、海沿いの道にあります。

美味しさ、ボリューム、安さに驚きます。できれば2人以上で入って、料理を皿に取り分けて食べたいお店です。もしくは、ボリュームを減らしてもらえるか、事前に尋ねるのもありかと思います。

ヴェネツィア時代の要塞に近いので、食後、海を眺めながらゆったり周辺を散歩するのもいいでしょう。

 

 

「女ひとり旅日記 (レストラン”Ippokampos”について)」はこちらです。

クレタ島、イラクリオンのホテル

実際に泊まったイラクリオンのホテルを紹介します。

名前:Irini Hotel

場所:4, Idomeneos Str., Heraklio

イラクリオンの港から徒歩10-15分くらい、クノッソス行/空港行バスステーション、ヴェネツィア時代の要塞も近く、便利なロケーション。旧市街にある。

選んだ理由

  • 便利なロケーション
  • 部屋の様子が清潔そうな感じ。
  • ホテル予約サイトの評価が高め
  • 宿泊料金が手頃。(前日に一泊€50.22にてWEB予約ができた)
  • 朝食込み

ホテルの値段は時期によって上下しますので、かならず予約する時に確認してください。(上記の料金は5月中旬に利用した際のものです)

ホテルの感想

ロケーション

  • 良い場所にあるホテルです。港、バスステーション(クノッソス行/空港行)、タクシー乗り場が近く、移動に便利です。
  • また観光名所にも近いです。考古学博物館、ヴェネツィア時代の要塞なども徒歩圏です。

 

クレタ島 イラクリオン イリニホテル シングルルーム

 

部屋の様子

  • 清潔できれい。
  • 落ち着いた色調。
  • 掃除は行き届いている。
  • 建物が近代的で美しく真新しい。
  • (部屋の場所によっては)海が見える。
  • バスタブはなかったものの、きちんとシャワーを浴びれる広さはあり。

 

料金について

  • 設備、掃除、美しさ、真新しさ、ロケーションに問題はありません。5月中旬のミドルシーズンでしたが、この値段で泊まれたのはすごいです。

 

スタッフ

  • 主にチェックインを対応して頂いたのが、(おそらく、オーナーの)おじさまでした。独特のオーラがありましたが、一緒に旧市街のマップを見ながら現在位置を確認し、おすすめのレストラン3つを地図で教えてもらいました。
  • 朝と昼間は女性スタッフがフロントにおり、にこやかで気持ちの良い対応でした。

 

「女ひとり旅日記 (イリニホテルのエピソード含む)」はこちらです。

 

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