ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 テサロニキ 考古学博物館への道 ギリシャの旅76

朝の海沿い散歩

テサロニキ3日目の朝。天気は快晴 

いよいよ、テサロニキ最終日を迎えることとなった。夕方の4時頃にはマケドニア・バスターミナルに入り、そのままメテオラへ旅立てるよう、ざっくり計画を立てる。簡単に朝食を済ませた後、チェック・アウトし、大荷物をホテルに預け、テサロニキ観光の目玉、考古学博物館へ出発した。

ホテル前の、エグナティア通りをまっすぐ歩いて博物館に行くこともできたが、前日歩いた、すてきな海沿いの散歩道が忘れられず、まずはアリストテルス広場を目指すことにした。

白い宮殿のような建物が目印の、アリストテルス広場をぬけ、柵のないニキス通りの散歩道に出る。

テサロニキ ニキス通り

 

ファイト!

テサロニキ ニキス通りからの海

 

ファイト!

テサロニキ ニキス通り

 

前日歩いた同じ場所だが、朝は雰囲気がぜんぜん違う。一日の始まりにふさわしい、さわやかな散歩となった。

ホワイト・タワー

さて、海沿いのニキス通りから考古学博物館に行く場合は、このホワイト・タワーを目指して歩くことになる。そして、ホワイト・タワーまで来たら左折する。

テサロニキ ホワイト・タワー

 

もし時間があれば、ホワイト・タワー周辺は、美しい芝生が広がる公園になっており、様々なモニュメントがあるので、散策を楽しめるだろうし、また、ホワイト・タワー自体にも入ることができるので、時間とお金に余裕があれば、タワーからの一味違った眺望も楽しむことができるだろう。

今回の旅では、ホワイト・タワーを外から眺めることにした。シンプルな外観であったが、近づいてみると、それ故の美しさがある。

テサロニキ ホワイト・タワー

 

余談だが、実は、このホワイト・タワーを見るたびに、スペイン、セビージャのグアダルキビル川に建つ、トーレ・デル・オロ(黄金の塔)を思い出していた。

建立の時期、プロセス、時代背景は全く違うのだが、建物の雰囲気や水辺に建つ感じが似ているのだった。片方は白、もう片方は黄金、と、色の名前が付けられているのも面白い。

ちなみにトーレ・デル・オロの外観は次の通り。

トーレ・デル・オロ(黄金の塔) スペイン、セビージャ

 

う~ん…こうしてみると、あまり似ていなかったりする!?(笑)

 

考古学博物館 到着!

ホワイト・タワーを左折すれば、あと少しだったが、それが意外とわかりにくかった。数人の人に道を尋ね、やっと博物館に到着!

クレタ島のイラクリオン考古学博物館のような、大きな建物を想像していたが、思ったより地味な印象を受けた。なので、非常にわかりにくく、地元の人に言われても「え、この建物が?!」という感じだった。

近づくと、たしかに入口には博物館ののぼりが立っており、それでやっとわかるような感じである。

テサロニキ 考古学博物館 入口

 

黄金の、お花のリースがあしらわれた考古学博物館ののぼり。下方に「みんなの博物館!」と親しみを感じさせるフレーズが書いてある。(笑)

テサロニキ 考古学博物館ののぼり

 

中へ入っていくと、なんと、入館前から展示が始まっていた。周りには人が全然いなかったが、これで間違いはない。

テサロニキ 考古学博物館

 

つづく

冒頭写真:テサロニキ考古学博物館 エントランス前ののぼり

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