ひとり旅日記 ギリシャ

女ひとり旅日記 ミケーネ遺跡へ出発 バス旅 ギリシャ旅130

ナフプリオン、初めての朝

さて、今日はミケーネ遺跡見学の日。久々に、ゆっくりと起床し、エネルギー・チャージ・満タンの朝を迎えた。

元気いっぱいの太陽に恵まれ、ホテルを飛び出すも…

わっ!

なんと、ホテル前の小道では、宿泊客らがホテルのオーナー姉妹と一緒に、朝食をとっていたのであった!

朝食を…路上で…?!

異国の地ならではの風習であろうが、朝からかなりの衝撃であった。

ブーゲンビリアと石畳の小道に設置された可愛らしいテーブルと椅子。人があまり通らないプライベート感満載の涼しい日陰。そんな場所で、青空の下、小鳥のさえずりをBGMにした朝食かぁ、と驚いた。わたしは朝食を予約していなかったが、それらを興味深く思った。

わたしは、オーナー姉妹に…

カリメーラ!(おはようございます!)

…と、挨拶をし、昨日、ティーカップ一式を部屋に用意してもらったお礼を述べた。短い会話の後、姉妹より「コーヒーでも飲んでいかない?」と、お誘いを頂いたのだが、残念ながら、そこまでの時間はなく、辞退せざるを得なかったが、こんなふうに、気さくに声をかけてくれる優しい人たちであった。

バスステーションにて

さて、ホテルを出発すると、昨日、見つけておいたパン屋さんへ直行し、ミケーネで食べるパンを調達してから、バスステーションへ向かった。

この、ナフプリオンのバスステーションは、バス窓口前の道路にバスが停まるだけで、広場のようなものはない。よって、アテネやテサロニキ、トリカラなどのように「○○行きは○番」というシステムはないのである。

バスの窓口前で、ボーッとバスを待っていると、男性が来て…

ミケーネ、行く人~?!

と、叫び出した。わたしは「ハッ!」と我に返り…

行きます! 行きます!

と、ジェスチャーも交え、担当の男性にアピールした。

すると、わたしの他にも、返事をした白人の若者が一人おり、わたしたち2人は、その男性に連れられ、少し離れた道路に停まっていた、ミケーネ行きのバスに案内された。

不思議な感覚(Cさん)

理由はわからないが、この時、偶然にも、同じバスに乗り合わせた白人の若者が、なぜか強烈に目に焼きついた。彼に特別、人の目を引くような、何かがあったわけではない。強いて言えば、日焼けをしているくらいであったが、文章の中の太字が目立つように、大勢の人の中にいても、彼をパッと見分けることができるくらい、なぜか、彼の容姿がわたしの記憶に深く刻み込まれたのである。

しかしながら、バス乗車後は、彼の姿はまったく見えなくなり、すっかり、忘れてしまっていたのだが、後日、彼に助けられた(お世話になった)ことを考えると、なにか予感のようなものが働いていたのかもしれない。(以降、彼を「Cさん」と書きます)

ミケーネ到着!

さて、ミケーネ行きのバスに乗車してしまえば、終点まで、することは何もない。気楽な45分のバス旅である。

畑を越え、丘を越え、山を越え…、そして、車窓から石の建築物が見えた、と思うも、それがミケーネの遺跡群であった。

駐車場から、遺跡の入口に伸びる道へ、まっすぐ向かおうとするも、左手が崖っぷちになっており、そこから、はるか遠くまで見渡せる畑、山、丘などの緑あふれる景色がすばらしく、それらがミケーネで撮った最初の写真となった。

ミケーネ遺跡 周辺

 

ミケーネ遺跡 周辺

 

オリーブなどの木々がドット模様になり、本当にきれいだ。また、山や丘の雄大さに「大地」という感覚を強く感じ、感動したのだった。

ミケーネ遺跡 周辺

 

つづく

冒頭写真:ミケーネ遺跡周辺の景色

ミケーネ遺跡行きバスの時刻(および、運行曜日、バス停の位置など)は、最新情報をご確認ください。(関連記事はこちら

 

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