自由な旅のコツ

個人旅でもエーゲ海の船旅はできる!計画の立て方や手続きの注意点他

ここでは、船旅を楽しむための計画の立て方、手続きの仕方、注意点を見ていきましょう。

エーゲ海 船旅の計画 ポイント4つ

船旅の計画を立てる際の基本的なポイントを見てみましょう。

船旅のおすすめの季節

船旅は比較的天候が安定した5月~9月がおすすめです。

ハイシーズン中(6-9月)はさらに運行が増え、島から島への路線も増えます。
晩秋~初春はさけた方が良さそうです。ローシーズン中は、強風と雨量が多くなり、また便数や路線も減ります。

船旅はスケジュールの前半に入れましょう

エーゲ海の船旅で気になるのは、天候などによる遅延・欠航です。船旅を旅程の前半にいれておけば、万が一の場合でも後半で調整ができます。

余裕のあるスケジュールを立てましょう

船旅のベストシーズン中でも天候による遅延・欠航はあります。スケジュールを詰め込みすぎないように旅の計画をし、場合によっては旅程の一部をスキップ・キャンセルするなど柔軟な対応ができるようにしておきましょう。

フェリーと高速船 どちらを選びますか?

船は大型フェリーと高速船があります。
どちらもネットで事前に申し込むことができます。

船の種類 メリット デメリット
大型フェリー 料金が安い

安定感あり

船旅の感慨あり

高速船よりは天候の影響を受けにくい可能性あり

遅い
高速船 時間を大幅に節約できる 料金が割高

 

船のオンライン予約

旅程が決まりましたら、早速チケットを申し込みましょう。

チケットのオンライン申し込み

オンラインでチケット予約できるサイトはたくさんあります。すぐ名前があがるのはダイレクトフェリーズでしょうか。日本語のサイトでわかりやすいでしょう。他社と価格を比べてみるのもいいと思います。

わたしの体験

1.ピレウス→ミコノス間は「aferry」で大型フェリーを予約

日本語サイトでわかりやすいです。港(島)名は英語入力が検索しやすいです。チケット購入後、ロンドン支社の日本人担当者より日本語の確認メールが届きました。不明点を気軽に日本語で問い合わせできたことが良かったです。

2.ミコノス→サントリーニ間は「seajets」で高速船を予約

(日本語サイトはないので自分で翻訳切替をしましょう)港(島)名は英語入力が検索しやすいです。確認メールは英語でした。その後、出航時間と船名の変更と出航港決定のメール(英語)が届きました。

3.サントリーニ→クレタ間はサントリーニ現地の旅行代理店で高速船を申し込みしました。

チケットのキャンセル/紛失や便が欠航した時の対処法など規約を読んでおきましょう。

 

予約チケットの受取(チェックイン)

チケットをオンライン予約しますとメールで確認書(確認メール)が届きます。しかしそのままでは船に乗れません。手順を追って手続き方法を見てみましょう。

確認書がメールで届いたらすること

1. 確認書の内容が自分が申込んだものと合っているか確認

航路、日時、名前、人数、クラス、金額、移動手段(徒歩←実際、バイクや車持込みの人もいます)など

2. 予約チケットの受取(チェックイン)の場所・日時の確認

港のどこのゲートでいつまでにするのか、確認しましょう。だいたい”出航1時間前までに”という場合が多そうです。また、旅行会社が予約チケットの受取(チェックイン)の代理窓口に指定されている場合もあります。

3. 確認書(確認メール)を印刷する

現地でチケット受取(チェックイン)の際、提示します。忘れないようにプリントして持参しましょう。(詳細については各チケット会社へ確認してください)

現地に着いたら

指定された場所・日時で、印刷した確認書を提示し、予約チケットの受取(チェックイン)をしましょう。不明点があればこの時にきいておきましょう。(seajetsのサイトではチェックインをオンラインでもできると書いてあります。詳細はサイトで確認してください)

乗船当日は確認書の指示に従い、早めに乗り場へ行き乗船しましょう。乗船中もチケットはなくさないように携帯しましょう。

わたしはseajetsのチケットも含め、全て現地で確認書を提示しチケット受取しました。

 

大型フェリーと高速船の乗り比べ

実際、フェリーと高速船の両方に乗ってみましたので感想をまとめてみました。

大型フェリー ブルースターフェリー(エコノミークラス)(5/13 ピレウス→ミコノス間 所要5:15)

席はフリーで早い者勝ちです。ソファ席やスチールのテーブル席があります。

船に乗船した時には、すでにソファ席は家族連れやグループなどで埋まっていました。ハイシーズン中は空いている席を見つけるのは難しいかもしれないと思います。

カフェや軽食が楽しめます。売店がありますので、朝が早くて朝食を逃してしまっても、船内で食べられます。ハイシーズン中は混むかもしれません。

船員さんも、カフェのスタッフさんもとても感じがいい人たちでした。

トイレはきれいです。トイレットペーパーも完備、手をふくペーパーも自動で出てきました。とても清潔に維持されています。

ブルースターフェリー船内

あちこち船内を移動しましたが、デッキに近い日陰席に落ち着きました。そこは比較的静かで、本や新聞を読んでいる人が多かったです。

大型船ならではの高いデッキから白い航跡を遠くまで眺めることもできました。時間がたっぷりあるので、ガイドブックを見たり、手紙を書いたり、旅日記を書いたり、ただ海を見たりいろいろできます。

フェリーのひとり旅日記はこちらです。

高速船 チャンピオンジェット2
(5/15 ミコノス→サントリーニ間 所要約2:00)

席は指定席でした。席と席の間はぴったりとくっついて飛行機の座席みたいです。

高速船だからといって、ずっと着席していなければならないということもなく、子供は歩き回り、デッキに出ている人もいました。

スピードが出ている分、揺れを覚悟していましたが、天候が良かったせいか(?)、揺れは感じませんでした。

カフェや軽食を買えます。

旅のガイドブックを見たりしているうちに、もう到着・・・という感覚でした。

船が港についたら

船内で目的地の名前がアナウンスされましたら、下船の準備をしましょう。下船しましたら町へ向かいましょう。

ミコノス島→ミコノスタウンへ

ニューポートに着いた場合はバスに乗って町に向かいます。オールドポートで降ろされます。海を右手に見ながら歩くとミコノスタウンが見えてきます。

サントリーニ島→フィラ

高速船が着く港はアティニオス港です。バスに乗って町(フィラ)に向かいましょう。

港に着くと大勢の人たちでごった返しています。車やバスが何台も停まっていますが、大きめのバスがフィラ行の公共バスです。島を出ていく人たちを港まで運んできたバスで、今度は島に入ってきた人たちを町に運んでいきます。

わかりにくいので遠慮せず、周りの人に尋ねましょう。バスがわかりましたら近くにチケット係がいますので、念のため、行き先を確認してから乗りましょう。

サントリーニ島はドンキーやケーブルカーのイメージがありますが、それはオールド・ポートになります。

サントリーニ島→イア

フィラからイア行きのバスへ乗り換えます。

 

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