ホテルの朝
ロードス島一日目の朝、晴れ☀
朝8時すぎに食堂へ向かった。昨夜、お世話になった主人はおらず、若いお姉さんが受付をしてくれた。部屋番号を申告し、食堂へ通される。
規模は小さいながらも、好きなものを皿に盛れるよう、きちんと食材別に朝食が用意されている。
毎朝、ギリシャヨーグルトを欠かさず食べているが、今朝はクルミとハチミツが付いているのが嬉しい。そして、最後にコーヒーを頂き、リラックスすることができた。(ヨーグルトとコーヒーは写真に映っていませんが、この後に頂きました!)
他のテーブルは、ヨーロッパ人、もしくはアメリカ人たちで埋まっている。しばし、彼らを観察し、この時間をゆっくり過ごした。
期待のリンドス
リンドスはロードス島観光の目玉の一つだ。
BS「極上のクルーズ紀行」のスペシャル企画で、高橋克典氏がリンドスに向かい、ロバの背に揺られていたのを思い出す。強烈な青い海の透明度が素晴らしかった。
事実、どのネット口コミを見ても、リンドスは評価が高いし、何よりサントリーニ宿泊ホテルのIさんがリンドス観光を強く薦めてくれたこともあり、期待度は高まる一方である。
公共バスでリンドスへ
ホテルからバス・ステーションまでは、迷わなければ早足3~4分で行ける。これは、かなり便利だった。
バスに乗ってしまえば、終点までは何もすることがない。左の窓側の席に滑り込む。
しばらくすると、バスは海岸沿いの道に出て、車窓から景色を楽しむことができる。
そして、前方に天然の要塞とも言うべき、形の整った岩の小山が見えてくる。小山のすそ野には、白い家々がはりついている。距離があるため、車窓からは小さく見えるのだが、その姿は明らかに周りとは違う異彩を放っている。
もしかして・・・?
間髪入れず、わたしはその姿をカメラに収めた。そう、これがリンドスの遠景の姿なのだ。
それから、ほどなくして、バスは広いターミナルに到着。終点である。バスを降りると乗客は皆、いっせいに目の前の坂道を下りリンドスの町へ向かう。わたしは、念のため、バス・ターミナルで帰りの時刻表をチェックしてから、遅れまいとみんなの背中を追う。
リンドスの町、アクロポリスへ
坂道を下ったところが町の入り口である。おしゃれなレストランがある。リンドスの白い町はミコノス島のミコノスタウンに似ていた。狭い路地が入り組み、まるで迷路だ。頂上にあるアクロポリスへ向かおうとしたが、道はわからない。
観光案内所(i)を見つけたが、閉まっていた。地元の人に尋ねてみると、「今はまだクローズしているのだ」とのこと。期間限定なのだろうか? リンドスに関する資料や地図があれば・・・と思ったが、入手できず。
まあ、とりあえず成り行きに任せ、白い迷路の中を歩いてみることにした。可愛らしい町である。たくさんの写真を撮った。
現在も人が住み続ける古代都市、リンドス。
発掘したらすごいことになりそう…
レストラン、バル、カフェ、みやげ屋・・・足の向くままの散策はとても楽しい。が・・・
アクロポリスに行くには・・・?
はたと立ち止まる私の様子を見て、道で休んでいた初老のおじさまが、「アクロポリスはこの道だよ」と階段の道を教えてくれた。
お礼を言ってわたしは登り始めた。「登る」という表現がふさわしいだろう。けっこう急である。そして柵のない崖の小道が現れた。片側は岩壁でもう一方は切り立った崖である。
途中、幾人かの女性がお針子をしながら、岩の上に刺繍を施した布の作品を広げていたりする。
どんどん登り、海は眼下に遠く広がってくる。しばらく行くと、少し開けた場所に石の建造物が見え、人の気配がしてくる。
アクロポリス入り口にたどり着いたのだ。
リンドス観光の詳細はこちらです。
ちなみに、実際利用したバスの便は、バス・ステーション11:00発、リンドス18:00発です。
バス時刻表は最新情報を確認しましょう。時刻表はこちらです。